HIFU治療の流れと機器
ルーククリニックでのHIFU治療は、5000回以上の経験のある全身ハイパーサーミア治療がベースになっています。
ハイパーサーミアの際と同様に治療前のセカンドオピニオンの段階で、治療の適応やリスクなどの説明を受けていただきます。
治療自体もハイパーサーミアとほぼ同じ静脈麻酔で全身管理し、まったく苦痛なく焼灼治療が終了します。
総治療時間は3時間くらい、リカバリー室での安静時間も同様ですので、全身ハイパーサーミアと全く同じスケジュールで日帰りで治療を受けていただけます。
施行は全例、中国の北京武装警察病院で認定を受けた竹内院長が担当します。
副作用
ほとんどの治療例で治療後に焼灼部位の痛みを自覚します。
また照射した皮膚面にも痛みを感じたり、軽い火傷が生じる事があります(3例/20例中)。
疼痛は一過性のものなので鎮痛剤投与で数時間?一日くらいで改善します。
火傷の痕も一ヶ月くらいで序々に消失するようです。
効果
治療後数日で 造影CT検査などで変化が確認でき腫瘍マーカーも低下しますが、焼灼された患部が繊維化されて結節を作り、それが吸収されるには数ヶ月かかります。
治療費
800,000円/回
ルーククリニックで導入したCZ901というHIFUです。 同じ国家開発に携わっていた超音波装置の専門メーカーが開発したものなので設計はシンプルですが基本性能はしっかりしています。 2004年11月に中国のFDA承認を受けています。
ルーククリニックに日本で最初に導入されました。(2005年12月)
以来、全身ハイパーサーミアでコントロールしきれない局所の腫瘍に対して威力を発揮しています。
日本導入後、超音波診断装置を東芝製のハイグレード機に変更し治療精度も格段に向上しました。